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こんなことされたら…韓国の人だっていい気持ちはしないでしょ?!
見つけた時点で北朝鮮に強制送還のところを、韓国へ逃がしてあげたんだよ?!
それを…家族が不利益を被ったからって裁判所へ訴えるなんて…普通は考えないでしょ?!
お金が欲しかったのかな??そう思われても仕方ないと思うよ!!
◆脱北者一家が韓国政府を提訴、裁判所は棄却(11月22日朝鮮日報)
脱北者の家族が、「(わたしたちが)北朝鮮を脱出したという情報を(政府が)メディアに流したため、北朝鮮に残った家族が不利益を被った」として、韓国政府を相手取り訴訟を起こしたが、裁判所は原告の訴えを退けた。
ソウル中央地裁民事50部(李平根〈イ・ピョングン〉裁判官)は21日、2005年に小型漁船で北朝鮮を脱出したHさん(46)の家族3人が韓国政府を相手取り、3500万ウォン(約259万円)の支払いを求めた訴訟で、原告の訴えを退ける判決を言い渡した。脱北者が、自分たちを受け入れ定住を認めた韓国政府を相手取り、損害賠償を求めるというのは過去に例がない。
Hさんは2005年6月、黄海道の漁港から、妻(43)や長男(19)と共に1.7トン程度の小型漁船に乗って北朝鮮の領海を脱出し、約4時間後に韓国海軍のレーダーにとらえられた。この際、Hさん一家は韓国に住みたいという意思を示したが、数時間後にこのことがメディアに報じられた。
その後、Hさん一家は昨年8月、「韓国政府が北朝鮮脱出の事実を公表しないと約束したにもかかわらず、メディアに流したため、北朝鮮に残った家族の安否が分からなくなった」として、訴訟を起こした。
しかし、地裁は「Hさん一家の船が曳航(えいこう)された、ペンニョン島(仁川市甕津郡)のヨンギ浦港は、出入りが自由な港であり、また政府による情報の流出ではなく、海軍と海洋警察の無線交信が記者らに伝わった可能性を排除できない」と判断した。
また、北朝鮮でHさん一家の近所に住み、後に北朝鮮からの脱出に成功したKさんなどの証言も、Hさん一家にとっては不利になった。
Kさんらは、「北朝鮮当局は、Hさん一家の脱出の事実を知ってから1年ほどたつまで、残った家族にこれといった措置を取ることはなかった。Hさんが脱出した後も、『仲介者』を通じ、残った家族と接触していたことが当局に知られ、その時点で初めて(ほかの地方へ)追放されたと聞いた」と証言した。
地裁はこうした証言を、北朝鮮に残ったHさんの家族が不利益を被ったことに対し、韓国政府の賠償責任を認められないと判断する重要な証拠と位置付けた。
地裁はまた、Hさん一家が北朝鮮を脱出する際に利用し、国家情報院がHさんの同意を得て廃棄した漁船について、功労金を支払うよう請求したことについても、「功労金は国家の利益のために活用する価値がある情報や物件についてのみ、支給が認められている」として、これを却下した。