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裁判所制度がとうとう導入されます。裁判所関連のニュースをチェックしましょう!
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★2010/03/03 (Wed)
借金に障害を抱えた子供、事件の背景を聞けば聞くほど裁判員達は困惑していくでしょうね。
自分が裁くことができるのか?と悩んでしまうでしょう。
どこの家にでも起こりえることだからこそ裁判員の意見を取り入れようとなったけど、どこまで感情をコントロールすべきか・・・
借金解決の方法、確かに他にあったでしょうがその道を見つけられなかったその状況を改善していかないと。


◆心中事件裁判員裁判 両親、長男殺害認める(3月3日 琉球新報)

2009年8月に名護市の海で無理心中を図って、身体・知的障害者の長男=当時(35)=を殺害したとして、殺人罪に問われた金武町金武の無職の父親 (67)と無職の母親(62)の裁判員裁判初公判が2日、那覇地裁(吉井広幸裁判長)であった。2人は起訴事実を認めた。県内5件目の裁判員裁判で判決は 5日に言い渡される。
公判前に裁判員選任手続きが行われたが、出席率は約63・3%だった。これまで全国で開かれた裁判員裁判で最低だったとみられる県内2件目の約69・8%をさらに下回った。
検察側の冒頭陳述によると、2人は自殺して得た保険金をマンション建設でつくった借金の返済に充てるとともに、長女ら子どもたちに残りの金を残そうと、 自殺を考えた。一方で、自殺した後、面倒を見る人がいない身体・知的障害者の長男を残すのは忍びないなどと、道連れにすることを決めた。名護市の海岸に到 着後、2人は睡眠薬を飲料水に入れて飲み、長男にも飲ませ、海に入っていった。母親は自殺を考えた時点で約3千万円の借金があったという。検察側は「自殺 以外の選択肢はあった」と指摘した。
母親の弁護側は母親が長男を健康に生んであげなかったことに責任を感じていたなど、背景などを説明し、量刑を考慮するよう訴えた。
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★ ILLUSTRATION BY nyao