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裁判所制度がとうとう導入されます。裁判所関連のニュースをチェックしましょう!
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★2013/08/06 (Tue)
心の弱い人は、精神的にやられると思いますよ。
殺害された遺体の写真なんてできれば一生に一度も見たくないです。
辞退のハードルが下がった事に安心しましたし、そのきっかけとなった女性の勇気に感謝いたします。



<裁判員裁判>精神的負担を軽減 選任手続きで「事前説明」
毎日新聞 8月1日

 裁判員裁判で遺体などの写真を証拠として提示する際、一般市民の裁判員の精神的負担を軽減するため、東京地裁が裁判員選任手続きの段階で「事前説明」することを申し合わせた。通常は公判で証拠の内容が伝えられるが、裁判員候補者に「心の準備」をしてもらい、選任の段階で不安を訴える人については辞退を認めることも検討する。最高裁は先月、東京地裁の申し合わせを参考にするよう全国の高裁を通じて各地裁に通知した。

 裁判員の精神的負担の問題を巡っては、今年3月に福島地裁郡山支部で強盗殺人事件の審理を担当し、現場の写真などを見せられた女性裁判員が急性ストレス障害と診断されていたことが4月に発覚。女性は5月に国家賠償を求めて提訴した。

 これをきっかけに、東京地裁の裁判官が対応を協議。7月19日に方策を取りまとめた。地裁の申し合わせ事項によると「事前説明」のほか、公判前整理手続きで現場の写真といった証拠を必要不可欠なものに絞り込む▽裁判官が公判中に裁判員の様子に変化がないか十分目配りする▽判決後であっても精神的負担を感じた場合には担当裁判官に直接相談できることを裁判員に伝える--ことなどが盛り込まれている。

 東京地裁は東京地検や東京の3弁護士会にも同様の内容を伝えた。最高裁は東京地裁から報告を受け、同月26日付で各地裁に申し合わせの内容を伝え、参考にするよう促した。
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★ ILLUSTRATION BY nyao