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タイの法律だと殺人を犯しといて、禁固9年で住むのですね。これでは、殺された被害者もその遺族も納得できないとおもうのですが。犯罪人引き渡し条約を締結して、日本で起こった犯罪は日本の法律で裁けるようにしてほしいです。
タイ人被告に禁錮9年=20年前の池袋女性殺害事件
時事通信 9月30日
【バンコク時事】1993年に東京都豊島区池袋のマンションで淡路恵さん=当時(33)=を殺害した罪に問われたタイ人のウイラサック・イアンポングサ被告(41)の判決公判が30日、バンコクの刑事裁判所であり、同被告に禁錮9年が言い渡された。
淡路さんは93年3月、池袋の自宅マンションで、首を果物ナイフで刺されるなどして死亡しているのが見つかった。タイ警察は2012年10月、淡路さんの同居相手で事件後にタイに出国していたウイラサック被告の身柄を拘束。日本側は、タイとの間に犯罪人引き渡し条約がないことから代理処罰を要請していた。
裁判所は判決で、量刑を禁錮18年と算定した上で、被告が拘束された後、淡路さん殺害を認め捜査にも協力的な姿勢を取ったことを挙げ、禁錮9年にしたと説明した。
真相解明、事件解決ができれば、遺族の無念も少しは晴れるでしょう。
あと少しです、捜査関係者は頑張って欲しいと思います。
中国人の男、引き渡し認める決定…スーパー強殺
読売新聞 9月24日
】東京都八王子市のスーパー「ナンペイ大和田店」で1995年7月、アルバイトの女子高生ら3人が射殺された強盗殺人事件で、警視庁が事件に関与した人物を知っている可能性があるとして、カナダ当局に旅券法違反容疑で身柄引き渡しを求めていた中国人の男(42)について、トロントにある控訴裁判所は23日、日本への引き渡しを認める決定を出した。
昨年9月の1審で身柄引き渡しを認める決定がされたが、男は不服として控訴。「ナンペイ事件の聴取のための引き渡しで不当だ」などと主張したが、控訴裁判所は「日本側には引き渡しを求める根拠がある」として退けた。
カナダ司法省によると、60日以内に最高裁判所に上告することが可能で、判決後、弁護人は「上告は本人と相談して決める」と話した。
カナダの永住権を持つこの男は、日中混成の強盗グループと関係があったとされ、中国の麻薬密輸罪で2010年に死刑になった武田輝夫元死刑囚(当時67歳)が生前、「事件に関与した人物を知っていると言っていた」と証言していた。
原告も被告もお互いに被災者だと考えると色々と考えされられる裁判ですね。
払い切れる額ではないと思いますので多分、控訴するのでしょうが判決がどうであれ悲しい裁判だと感じます。
園児送迎バス訴訟、園側に1億7千万賠償命じる
読売新聞 9月17日
東日本大震災で、宮城県石巻市の私立「日和(ひより)幼稚園」の送迎バスが津波に巻き込まれた事故を巡り、死亡した園児4人の両親が園側を相手取り、2億6689万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が17日、仙台地裁であった。
斉木教朗(のりお)裁判長は「元園長が津波に関する情報収集義務を怠った結果、高台から海側にバスを出発させ、園児の津波被災を招いた。園側には安全配慮義務違反による損害賠償責任がある」として、1億7664万円の支払いを命じた。
訴えられていたのは、同幼稚園を運営する学校法人「長谷川学院」と当時の園長。震災の避難誘導を巡り、管理者の責任を問う訴訟で判決が出るのは初めて。
判決によると、送迎バスは、地震発生から約15分たった2011年3月11日午後3時頃、園児12人を乗せ、高台の幼稚園から海側に向けて出発。7人を降ろした後、幼稚園に戻る途中で津波に巻き込まれて横転、火災に遭って、園児5人と添乗していた女性が死亡した。運転手は被害を逃れ、津波を受けなかった幼稚園は現在も運営されている。
訴訟の最大の争点は、バスが津波に巻き込まれることを予見できたかどうかだった。
園側は「予測不可能な異常な津波で引き起こされた不可抗力による事故」と主張していたが、判決は「最大震度6弱の揺れが約3分も続いており、地震の震源地などによっては巨大な津波に襲われるかもしれないことは容易に予想され、ラジオや防災無線を正確に聴くべきだった」と判断。「報道では宮城県に6メートルの津波が予想されており、高台の幼稚園にとどまるきっかけとなる程度の津波の危険性を予見することは可能だった」と退けた。
事件には関係ないとは思いますが、養父の年と妻の年と養女の年が、3つしか離れていないことがちょっと気になりました。
どう考えてもおかしいですよね、やはり保険金目的と思われてもしょうがないような材料がそろっています。
被告には、実母をも保険金を掛けて殺害した容疑がかけられているようです。
今後、裁判はどのように進んでいくのかわかりませんがこれだけ人が死んでいる事件なのですから無罪って事はないと思います。
「被告夫婦が殺害依頼」=袋詰め事件で実行役証言―大阪地裁
時事通信 9月9日
大阪府高槻市で2010年、宇野津由子さん=当時(36)=の袋詰め遺体が見つかった事件で、津由子さんの養父(自殺)=同(39)=の妻で殺人などの罪に問われた宇野ひとみ被告(38)の裁判員裁判が9日、大阪地裁(島田一裁判長)であり、実行役の知人の男(45)=殺人罪などで服役中=が「宇野被告夫婦から頼まれた」と証言した。
検察側の証人尋問で、男は「殺害前日か数日前、夫婦から『200万でやってくれへんか』と頼まれた。養父に『ここまで聞いたら逃げられへんぞ。(別の男に)襲わせるぞ』と脅され、『300万でないとやらへん』と承諾した」と述べた。
前回の裁判の判決がでましたね。
求刑を上回る懲役11年という事ですが明日ちゃんの苦しみを考えると、それでもぬるいような気がします。
裁判員裁判になってから、求刑以上の判決が出る事も多くなったように個人的には感じます。
これが抑止力になり、子供が犠牲になる事件は無くなって欲しいと願います。
長男虐待死の母親に求刑上回る懲役11年の判決
読売新聞 8月29日
埼玉県朝霞市で昨年7月、内縁の夫と共謀し、長男(当時5歳)を虐待して死亡させたとして、傷害致死罪に問われた母親の被告(24)の裁判員裁判で、さいたま地裁は29日、求刑(懲役10年)を上回る懲役11年の判決を言い渡した。
片山隆夫裁判長は「約1か月もの長期間にわたり、無抵抗の5歳児に暴行を繰り返した執拗(しつよう)かつ残忍な犯行」と述べた。
判決によると、被告は昨年6~7月、同市三原の自宅で、内縁の夫(24)(懲役11年が確定)と共謀し、長男明日(あした)ちゃんの顔や腕を殴るなどし、敗血症で死亡させた。
弁護側は内縁の夫との共謀はなく、暴行には関与していないと無罪を主張したが、片山裁判長は「被害者に対する暴行や虐待を容認、助長する態度を取っていた。手加減することなく被害者の身体を手や棒でたたいた」と退けた。